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【セミナー登壇】金融取引へのブロックチェーン・分散台帳技術活用

 2月28日に開催された「第20回日本国際金融システムフォーラム2019〜金融ITの革新と金融・資本市場〜」にFintertechの川浪、枝廣(兼:株式会社大和総研)が登壇しました。

 Fintertechが大和証券グループの一員として参画した「証券ポストトレード業務におけるブロックチェーン/分散型台帳技術適用に関する検討プロジェクト」第2フェーズの説明を行うと共に金融資本市場におけるブロックチェーンの活用可能性について議論を交わしました。


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 川浪は元株式トレーダーとしての自身の経験および、Fintertechの事業開発における知見を元に「ブロックチェーン・分散台帳技術は 金融業界において非常に大きなポテンシャルを有するが、その適応領域や活用の仕方に工夫が必要である点」などを説明いたしました。



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 枝廣は、経営コンサルタントとしての経験および、上記プロジェクトにおいてプロジェクト管理を行った立場から 「ブロックチェーン・分散台帳技術は純粋な技術領域以外においても課題があり、組織の枠組みを超えたビジョンの共有、連携が大切である点」などを説明いたしました。


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Fintertechは最先端のテクノロジーを活用した次世代金融サービスを創出し、展開することを目指しており、その中でブロックチェーン・分散台帳技術が重要な役割を果たすと考えております。

今後も新しい世代の金融をリードすることを目標に様々なことに取り組んで参ります。


「証券ポストトレード業務におけるブロックチェーン/分散型台帳技術適用に関する検討プロジェクト」
第2フェーズの資料はこちら

川浪 創 (So Kawanami)
東北大学卒業後、資産運用会社と証券会社にて十数年にわたり株のトレーディングを経験。2011年、大和証券に入社しグローバル・エクイティ・トレーディング部に配属。トレーディング業務の傍ら、JPXにおけるDLT実証実験、R3コンソーシアムに参画。2018年に新設されたFintertechへ籍を移し、Fintechにおけるビジネス創出に努める。

枝廣 龍人 (Tatsuto Edahiro)
慶應義塾大学卒業後、大和総研入社。米国エモリー大学ゴイズエタビジネススクールにてMBA取得。官公庁からの受託調査、企業の中期経営計画策定、組織変革プロジェクトなどに携わる。2018年よりFintertechの経営企画職を兼任。主な著書に『あなたの会社を強くする ガバナンス・コード実践ガイドブック』(中央経済社、2016年)などがある。